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コールセンターの時給はなぜ高い?理由を徹底解説

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コールセンターの時給は、事務などと比べても高めのところが多くあります。

しかし、コールセンターの仕事は「経験不要」「未経験可」などの条件で大量募集されていることもある入り口の広い仕事なので、高時給の理由がいまいち理解できず、「コールセンターの時給って何でこんなに高いんだろう?」と思った経験がある人は多いのではないでしょうか。

そこで、ここではコールセンターの時給がなぜ高いのかについて説明します。

 

コールセンターの時給が高い理由

それでは、以下にコールセンターの時給が高いことの理由を説明します。

 

離職率が高い

まず、コールセンターの時給が高いもっとも大きな理由は「離職率が高い」ことです。

離職率が高く必要な人数を確保するのが難しいので、時給を高く設定して人を集めています。

つまり、辞める人が多いので、あらかじめそれを見越して人をたくさん採用する必要があるので、コールセンターの求人には「高時給」「大量募集」のものが多いということです。

この記事を読んでいる人にも、いつも同じ条件でコールセンタースタッフを大量募集している求人を見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。

しかし、そうやって大量に人を募集して採用してもすぐに辞めてしまう人が大半で、たくさん採用したうち定着して長く勤める人は一部というのが実情です。

ではなぜ離職率が高いのかというと、「できる人が限られる仕事だから」です。

「人を選ぶ仕事の割には未経験可の求人も多いのでは?」と思うかもしれませんが、「経験がなくてもできる仕事」と「誰でもできる仕事」は違います。

たとえば「未経験可」「経験不問」という求人は、業務に必要な知識は採用後の研修で身に付ければ良いので初めから特別な知識や経験がなくても良いということであって、「研修を受ければ誰でもできる仕事」という意味ではないのです。

なので、就業後の研修を受けて業務知識を一通り身に付けたとしても、電話を取り始めるようになってから短期間で辞める人は一定の割合でいます。

つまり、コールセンターは「未経験でもできる仕事」ですが、「誰にでもできる仕事ではない」ので、せっかく仕事に就いても辞める人が多く、人が定着しないので高時給で常に大量募集をかけているということです。

 

向き不向きが分かれる

コールセンターの時給が高い次の理由は、「向き不向きが分かれる仕事」だということです。

先の項目で説明したように、仕事自体は未経験者でもできる場合も多いのですが、それでも辞めていく人が多いのは「電話応対が向き不向きに左右される仕事」だからです。

ではちょっと考えてみていただきたいのですが、コールセンターの仕事はどんな人が向いていると思うでしょうか?

一般的には「話すのが得意な人」などと思われることが多いかもしれませんが、話すのが得意なだけでは難しいです。

どちらかと言えば「精神的にタフな人かそうでないか」が重要だといえます。

というのは、たとえば、受信のコールセンターで働いていると、クレームの電話を受けてお客様に電話口で大声で怒鳴られることもあります。

クレームといっても、実際のところお客様はオペレーター個人に対して怒っている訳ではなく会社のサービスなどに対して怒っているのですが、まるで自分が怒られているようでクレームの電話を受けるのは嫌だという人もいます。

また、問い合わせの内容は幅広いので研修を受けただけの知識では答えられない質問も多くありますが、お急ぎのお客様から回答を急かされたり、きついことを言われたりすることもあります。

また、電話応対は声だけのやり取りなので、敬語などの「言葉遣い」「相槌」「復唱」といった細かいところまで一つ一つ意識しながらきちんと対応する必要があります。

そうでないとお客様との話がうまく進められなくなったり、お客様に良くない印象を与えてしまったりすることもあるからです。

つまり、コールセンターの仕事はそうしたさまざまなことに気を遣いながら臨機応変に対応していかなくてはいけないので、精神的な負荷が高いのです。

それらのことをストレスに感じる人は長続きしません。

いくらきれいなオフィスで座って仕事ができるデスクワークとは言え、コールセンターは必ずしも楽な仕事ではないのです。

なので、辞める人は電話を取り始めて一ヶ月前後で辞めていく人が多いのですが、逆に残っているスタッフには何年も長く勤めている人も多いです。

合わない人には合わない仕事だけれど、そうでない人には「時給が良く効率的に稼げる仕事」というメリットが大きいのではないでしょうか。

なので、職場側としては、人を確保するためにできるだけたくさんの人を採用したいということと、すぐに辞めずに残る人に対してはできるだけ長く勤めてもらいたいと考えていることが高時給の理由の一つといえます。

実際に、私が長くコールセンターで働いていた大きな理由の一つは時給が高いことでした。

もちろん電話応対が嫌いではなかったから続けられたのはありますが、それでも時給が安ければあえてコールセンターの仕事を続けてはいなかったでしょうから、コールセンターとしては安定的にスタッフを集めるために高い時給を設定するのは必要なことといえます。

 

専門知識や経験が必要なこともある

次に、コールセンターの時給が高い理由は「専門的な知識や経験が必要」なことです。

コールセンターと言っても仕事内容はさまざまですが、最短一日~数日間の簡単な研修を受けるだけで電話を取り始めることができることもあるものの、数ヶ月間の座学研修やOJTを経てやっと電話を取れるレベルになるような専門的な知識と高度な電話応対のスキルが必要な職場もあります。

後者の仕事は、コールセンターの中でもさらに時給が高めです。

また、業務と並行して研修を受け、よりレベルの高い専門知識やスキルを身に付けるとさらに時給が上がるということもあります。

この場合には、高度な専門知識を身に着けるのと同時に、難しい内容のことをまったくの初心者のお客様に理解できるように案内するなどの電話応対力も必要ですので、それくらいのレベルの業務であれば、誰から見ても時給が高いのはうなずけるのではないでしょうか。

 

まとめ

以上、コールセンターの時給が高い理由について説明しました。

まず、コールセンターの時給が高い一番の理由は「離職率が高い」ことです。

コールセンターはクレーム対応もありますし、言葉遣い一つにも気を使わなければいけないなど、さまざまなところに気を遣う精神的な負荷が大きい仕事です。

精神的にタフでないと続けられない仕事ですし、向き不向きが分かれるので、だいたいの人が「数ヶ月足らずで退職する」か「長期間勤務する」かのどちらかになります。

合わなければすぐに辞める人が多いので、コールセンターは必要なスタッフを確保するために高い時給を設定して求人の募集をしています。また職場側としてはすぐに辞めずに残る人に対しても、できるだけ長く働いてほしいと考えていることも時給が高い理由の一つといえます。

そして、単に人を確保するというだけでなく、専門的な知識や電話応対スキルが必要な仕事もあるので、そういったものはさらに時給が高くなる傾向にあります。

コールセンターで仕事をしたことがない人には想像しにくいところもあるかもしれませんが、上記のような理由を踏まえて考えると、時給が高いことも妥当だと思っていただけるのではないでしょうか。

簡単な仕事ではないものの、電話応対が嫌いではなく効率的に稼ぎたい人にはおすすめの仕事です。

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